①生命保険代理店

私たち保険の営業マンの課題は常に新しいお客様を獲得しなければならないことです。学生時代のOBの集まりや、異業種交流会などがあれば、積極的に顏を出すようにしていますが、即売り上げに繋がるというようなことはありません。しかしながら、保険の話題が出るタイミングは予測できないため、根気強く、コツコツと関係性を深めていくようにしています。

この「Lコネクション」を始めて知ったとき、これはまさに私たちのニーズに合致する商品だと感じました。私は多いときで月に7～80枚ぐらい名刺を渡しますが、もし、その内の半分でもLINEを通じて継続的な関係が出来るとなれば、それは見込み客の資産に変えることができると思っています。

現在、お客様に名刺を渡す際には、個人ごとにLINE登録を促し、約7～8割の方が登録してくれています。1枚の名刺から新たなビジネスチャンスが生まれる可能性にワクワクしながら名刺交換を行っています。

②セミナー講師

数年前まで都市部を中心にリアルセミナーを開催していましたが、新型コロナウイルスの影響でオンラインに切り替えることを余儀なくされました。以前と比べて集客のハードルは下がりましたが、同業者や情報収集が主な目的の参加者も増え、業務が煩雑になりました。

「Lコネクション」を導入する決断を下した背景は、以前からLINE公式アカウント（Lステップ）の導入を検討していましたが、高いコストに躊躇していました。しかし、定額制で使えることを知り、導入を決意しました。

「Lコネクション」を導入することで、集客から申し込みまでのプロセスが効率的に整備され、最終的にLINEへ流入させれば、あとははぼ自動化することが出来るようになりました。

これにより、懸念していた申し込み者の属性情報を事前に把握でき、対応がスムーズになりました。

細かい設定や使用方法の理解はまだ追いついていませんが、この「Lコネクション」が私たちのセミナー運営に大きな変革をもたらしています。

③住宅会社

住宅展示場勤務のため、多いときは1日に数十名の方に名刺をお渡しするのですが、最近はアンケートに記入してもらえない方や、電話に出てもらえない方も増え、追客に苦戦を強いられています。展示場への来場者数も年々減少傾向にあり、集客課題が深刻化してきています。

LINE公式アカウント自体は既に運用をしており、友だちも300人を超えていましたが、主にイベントの案内などに活用しているだけで、上手く活用出来ていませんでした。「Lコネクション」導入後の大きな変化といえば、通常のアンケートを止め、LINEアンケートに切り替えたことです。名刺からQRを読み込んでもらい、アンケートに答えてもらうのですが、思いのほか抵抗も少なく、回答率も向上しています。

また、LINEでつながったことで、お客様の方から連絡をもらえたことはLINEに切り替えたメリットの一つだと思います。さらに機能の追加や改善の提案を受けていますので、今後の展開に期待したいと思います。

④土木業（採用）

ここ数年、人手不足が続いています。採用広告も年中出稿していますが、なかなか人材が見つかりません。

最近、QRコード入りの名刺をもらったことで、「Lコネクション」に対する興味を持ち、詳細を尋ねてみました。LINE公式アカウントの使い方などを丁寧に説明してもらい、販促だけでなく、採用にも有効であることを知り、さらに「友だち追加広告」を活用することで、優秀な採用候補者を集めることができる可能性を知りました。

通常の採用広告では、競合他社も多く、情報が入り交じり、比較対象も多い一方、LINE広告を使っている企業はまだまだ少なく、友だち追加広告の反応も良好です。ただし、コンバージョン率（面談への移行率）を向上させるための施策が必要なので、今後の課題として取り組む予定です。